shiori

2020年11月7日3 分

四十肩とジャイロトニック®

ある日いきなり肩が上がらなくなる、いわゆる四十肩。

寝てても痛いし動かしても痛い。湿布したら良くなるのかな

あれ、もしかしてずっとこのまま?どうしよう!

なんてお困りの人はいませんか?

痛くはないけど180°までしっかり腕が上がらないという人は多いかもしれません。

四十肩というのは俗称で、その由来は江戸時代、40歳くらいで肩が痛くなる人が多くそう呼ばれたそうです。

医学的には「肩関節周囲炎」といいます。(どの組織の炎症かによりさらにいくつかに分類されます)

そして個人的な印象ですが、クリニックなどに来られる肩関節周囲炎の多くは左肩、つまり非利き腕の肩を痛くすることが多いです。

非利き腕は普段あまり使わないので、利き手よりも肩関節、肩甲骨周囲の筋力が弱い人が多いのです。また、肩こりが起きやすいのも左肩。

筋力は弱いのですが、右腕を使えるように左手で荷物を持つ人が多いのかもしれません。

さぁ、肩関節を痛めてしまった方、またその予防にはどんな運動が良いのでしょうか?

ポイントは2つ!

①肩関節のインナーマッスルを使うこと!

肩関節のインナーマッスルは、rotator cuffと言い内側に回したり外に回したりする、回旋運動で効いてきます。交通整理で腕をまわしている旗揚げのような動きです。

肩のトレーニングというと、ダンベルの重りを上に持ちあげたりひらいたりするイメージがあるかと思いますが、肩に不調がある場合、その運動ではアウターマッスルである三角筋の筋収縮のみ強く入るために肩関節の適合がずれ、余計に痛くしてしまうことがあります。

この肩のインナーマッスルを使うrotationの動きは、ジャイロトニック®のハンドルまわしのワークでふんだんに使うのですが、まず初めにみなさんつまずく動きだったりもします。

だって普段こんな動きしないですもの。

またあらゆる方向へ動かすことのできるジャイロトニック®のプーリーも、肩関節のもつ3次元な動きにぴったりです。

力ずくでなんとかしないように、ジャイロトニック®のエクササイズでは肩のローテーションを丁寧に動かしていきます。

②肩甲骨まわりの筋肉を使うこと!

肩甲骨の安定、可動性も大切なポイントです。

肩関節をきれいに動かすためには肩甲骨の動きが必須になるのですが、多くの人は肩甲骨をあげる上側の筋肉(僧帽筋上部)ばかり発達し硬化し、肩甲骨をおろす下側の筋肉(僧帽筋下部、前鋸筋、広背筋)の筋力が弱くなっています。

この肩甲骨の下側の筋肉をつかってバランスを改善することが大切です、ジャイロトニック®のエクササイズではプーリーの力を使うことで肩甲骨の動きを補助できたり、負荷になってくれたりもします。

ダンサーのためのヨガとして発展してきたジャイロトニック®エクササイズではあらゆる動きの中で、しつこくしつこく肩甲骨を下げることを学習していきます。

腕の動きが美しいバレエダンサーにいかり肩の人がいないのは納得ですね。

また、骨盤や背骨を前傾方向に起こせるようになると、肩の可動域も上がるようになってくる人も多く、体幹の機能もとても大切です。

なんだ、やることたくさんあるじゃん。くじけそう…

というか具体的にわたしはどうすれば?

と思ったあなた!

今お伝えしたこと全部まとめて、ジャイロトニックのマシン1台で行えるのです!

これってちょっと画期的です。

特に肩関節をrotationし体幹につなげる美しいエクササイズなんて他に知りません。

セッションにいらしていただいた方には、ジャイロトニック®のエクササイズでまとめて身体を良くするだけでなく、自宅でできるホームワークもお伝えしています。

ぜひ体験にいらしてください☺

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたのお越しを心よりお待ちしています。

藤澤しおり

いつまでも気持ちよくバンザーイ!

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